当施設では厚生労働省の示す基本方針の“介護老人保健施設における「在宅復帰」に向けた取り組み”を職員一丸となって進めているところでありますが、今年の10月を目途に「在宅強化型老人保健施設」(*注1参照)を算定取得する見込みでおります。4月末現在で算定要件である在宅復帰率が53.8%、回転率が7.9%、重度者要件が39.5%となっております。今後も計画的に自宅へ帰られる方々が増えてきており、当初予定の10月よりも早く算定できる可能性もございますので随時ご案内させていただきます。
 なお、「在宅強化型老人保健施設」を算定した場合、下記の表の通り単位数が変更となり利用者の方全員の利用料金も変更となりますので、予めご了承下さい。これからも「在宅復帰支援施設」としての役割を担うべく努力を重ねてまいりますので、ご理解の程よろしくお願いいたします。
 ご不明な点等がございましたら、担当の支援相談員へお問い合わせください。

*注1「在宅強化型老人保健施設」とは
 在宅復帰・在宅支援機能が高い介護老人保健施設の事で、短期的に多くの利用者の方々に利用していただき、再び元気になって在宅へ帰っていただく施設のことです。
 要件としては、在宅復帰率(月内の自宅退所者が50%以上)・回転率(月内の入退所者が16名以上)、胃瘻又は喀痰の吸引対象者が月内16名以上、又は重度者(要介護4,5の方)が利用者数の35%以上となります。

現行単位数

基本サービス 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5
介護保健施設サービス費(i)
従来型個室
716 763 826 879 932
介護保健施設サービス費(ii)
多床室
792 841 904 957 1011

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改定後単位数

基本サービス 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5
介護保健施設サービス費(i)
従来型個室
745 817 880 937 993
介護保健施設サービス費(ii)
多床室
825 900 963 1020 1076